こんにちは、MIWAです♪
食料品の買い出しついでに視界の隅に映るパン屋さん。
予定にない買い物なので、適当な個数で買って余らせていませんか?
そんな人のために今回はパンの賞味期限についてご紹介します。
パン屋さんの人気商品や実体験を元にオススメの保存方法についても触れていくので、ついつい買いすぎちゃうパンの数をコントロールするときに参考にしてください。
それでも余ってしまうときは、冷凍できるパンや冷凍方法の情報を見ていただけると幸いです。
目次
パンは冷蔵保存で賞味期限が延びるって本当?
パンメーカー各社では、賞味期限を美味しく食べられる期限として設けています。
同時に冷蔵保存ではパンの美味しさを維持できないことを断言しているメーカーもあります。
ヤマザキパンでは、新鮮な味と香りのままパンを保存するには、ラップやビニールなどでパンを包み込み、冷凍保存することを推奨しています。
冷蔵保存すると0度から4度の間で味や香りの劣化速度が激しく、食感をウリにしているダブルソフトなどはパン全体のパサつきも目立つようになってしまいます。
フジパンの商品は、冷蔵庫で保存すると急速にパンが硬くなってしまい、鮮度が維持できません。
仮にもっちりおいしい日本の食パン、本仕込シリーズを冷蔵した場合、空気の影響も考えると風味はかなり劣化します。
Pascoでは、極端に温度が変化する場所や冷蔵庫での保存を推奨していません。
夏場では気候の影響を考えて、冷蔵庫でパンを保存する人も多いようですが、賞味期限が延びるどころかパンの品質が劣化してしまう方法として絶対にやめるように注意書きされています。
食パンは冷蔵保存するといつまで食べれるの?
食パンメーカーやパン屋さんによっては、製造過程で食パンを一回冷蔵庫に保存する場合があります。
しかしこれは食パンに含まれるイースト菌を発酵させるための作業でなので、通常よりもイースト菌の量を少なくして作っています。
そのため販売する段階で、バツグンの柔らかさになるようにイースト菌の量を調整しているパンを冷蔵庫で保存してしまうと、発酵で発生したでんぷんの品質が劣化し、食感が損なわれてしまいます。
賞味期限までの残り期間にもよりますが、ヤマザキパンのダブルソフトをラップで包み、1枚だけ冷蔵庫で保存したところ、翌日には若干硬くなっていました。
一方袋の中で常温保存されていたダブルソフトはふわふわのままだったので、冷蔵庫による保存は我々の想像以上に品質を劣化させてしまうのでしょう。
ただ硬くなってもカビが生えていなければ食べられるようで、硬くなったダブルソフトはスクランブルエッグと共に私の朝食になりました。
菓子パンや総菜パンは冷蔵保存するといつまで食べれるの?
皆さんは、袋詰めされている惣菜パンや菓子パンが冷蔵庫に保存され売られているところを見かけたことはありますか?
溶けやすさに定評のあるチョコレートドーナツや菓子パンですら常温で売られていますよね。
この様にスーパーやデパートなど食品を扱うプロですら、冷蔵庫で保存したからといって、菓子パンや惣菜パンの食べられる期間が延びると考えていないようです。
ただし生野菜など冷蔵しないと鮮度が落ちるものを使った惣菜パンは別で、サンドイッチなどは冷蔵することで食べられる期間を若干延ばせます。
ちなみに京王ストアのLe repas(ルパ)で買ったレタスサンドとチョココルネなら、2日間冷蔵保存しても食べられることを確認済み。
なおレタスサンドは、ソースから若干酸っぱい香りがしたので、3日以降の保存には適していないと思われます。
ご自分で食べるときは十分に注意し、万が一健康被害にあっても自己責任になることを留意しておきましょう。
パンは冷凍保存できるの?
パンを冷凍保存する時には、解凍すると食感の変わる物や溶けてしまう物が具材に使われているパンを冷凍しないようにしてください。
芋や卵、生クリームがこれに該当し、解凍すると水分が加わって水浸しになり美味しくありません。
ただ黄身だけの卵やマッシュポテト等潰したじゃがいもの惣菜パンは、電子レンジやフライパンで加熱し水分を飛ばすと美味しく食べられます。
そこで冷凍するときは以下の注意点を守ってください。
個包装されているパンは、封を開けずにそのまま冷凍し、空気の影響で酸化するのを防いでください。
個包装されていないパンは、熱を持っていないかを確認してからラップでピッタリ包装し、包んだ物を冷凍用保存袋に入れて保存してください。
以上の方法ならば、2週間くらいまで冷凍保存することができます。
それ以降になると、冷凍してもパンや具材の鮮度も落ちていき、食べることはできますが美味しくありません。
冷凍したパンの美味しい食べ方は?
カレーパン等の揚げパンは、冷凍した後でも再度揚げれば美味しく食べられます。
ただカチカチに冷凍している惣菜パンは、一度電子レンジで解凍し、揚げた時の熱が中まで通るようにしたほうが美味しいです。
一方揚げるのが面倒と感じる人には、バターロールやクロワッサンなど、パンにのみ味付けされてる物がおすすめ。
オーブントースターやホットサンドメーカーだけで解凍と再加熱による調理が同時にできます。
冷蔵庫にスライスチーズやトマト、ピーマンなどがあれば、お手軽ピザを作るのもいいですね。
まとめ
チョコレートや生野菜など、どうしても冷蔵が必要な具材が使われている惣菜パンや菓子パンを保存するときは、保存期間を3日未満に留めておきましょう。
パンの味を劣化させてしまいますが、保存環境によってはカビも繁殖しないため、食べることはできます。
一方冷凍保存は多くのパンで可能ですが、包装面などの下準備が必要なパンがあることに注意してください。
また解凍後は油などで再加熱が必要なパンもあるので、調理器具の準備ができない人は、具材の少ないパンのほうが冷凍保存に適しています。
ということで、パンは冷蔵庫に保存すると賞味期限が延びるのかについてお伝えしてきました。
パンは常温のまま、賞味期限内に食べるのがベストだということがわかりましたね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。
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