みなさん!
こんにちは、旦那が料理人のMIWAです♬
ケンタッキーのフライドチキンの賞味期限について、気になったことはありませんか?
そもそも、ファストフード店は、ケンタッキーに限らず賞味期限を明記する必要がありません。
しかし、公式サイトにアレルゲン物質を始めとした材料が明記されているので、それらのデータからある程度賞味期限を分析できます。
その中で最も腐りやすく、分かりやすいのは卵です。
ほぼ全ての商品に鶏肉と同様含まれていて、傷むと異臭がしやすく見分けるのが最も簡単。
また油も腐りやすく、ケンタッキーの多くに使われている素材なので、傷んだ時の特徴を理解すれば、簡単に見分けられます。
そこで今回はケンタッキーの賞味期限を分析しながら、保存したときに美味しく食べる方法をご紹介!
どうぞ最後までゆっくりとご覧ください。
ケンタッキーの賞味期限はいつまで
ケンタッキーを買ってきたけど、買いすぎて食べれないこともありますよね。
いったいケンタッキーの賞味期限はいつまでなのでしょうか。
ケンタッキーの賞味期限を知るには、使われている材料の賞味期限を市販されている物から調べていきましょう。
賞味期限は揚げてあっても2~3日
例えば鶏肉ですが、夏場常温保存されていると賞味期限は1日から3日、冬場でも5日程度しか持ちません。
そして卵は、茹で卵にすれば日持ちしますが、ケンタッキーに使われているのは生の解き卵。
揚げられているとはいえ、卵焼きと同じく冷蔵保存しても2日から3日程度しか持たないと考えたほうがよさそうです。
濡れている小麦粉の賞味期限はぬれせんべいと同じ
そして小麦粉は生の状態だと半年から1年程度持つと言われています。
しかし揚げられた小麦粉は、他の食材から湿気を吸い取っているため、生の状態ではありません。
水分のある小麦粉という点で、ぬれせんべいと同じ賞味期限と考えるのが妥当かもしれません。
小麦粉が濡れているため、賞味期限が15日程度と短く、常温保存するとさらに短くなります。
乳製品が含まれているため夏場は常温保存厳禁
最後にアレルゲン物質の乳製品を調べていきましょう。
牛乳を始め多くの乳製品は1日でも常温保存してしまうと、異臭を漂わせてくることがあります。
そのため乳製品が含まれているケンタッキーは、夏場の常温保存厳禁!
速やかに食べてください。
ケンタッキーの保存方法や翌日に美味しく食べる方法や温め方は
ケンタッキーの鶏肉には、イノシン酸と呼ばれるうま味成分が含まれています。
そのため、イノシン酸が無くならないように保存しておけば、翌日美味しく食べられます。
ただしイノシン酸は、加工後に含有量が1度増えますが、その後減少していくため、どうしても味の劣化を避けられません。
そこでイノシン酸が含まれているや食材を加えて食べてみましょう。
イノシン酸がケンタッキーを美味しくする
おすすめは海苔!
海苔にはイノシン酸が多量に含まれているので、細かく砕いてケンタッキーにのせれば、うま味成分が加わって美味しくなります。
その上鶏肉に海苔をかけるメニューは、ケンタッキーでも香り揚げ醤油チキンの名前で販売されていました。
同じ理由で食べる前にかつお出汁を霧吹きなどでかけて、オーブンなどで温めるのもおすすめ。
イノシン酸が多く含まれているかつおならば、ケンタッキーの味を邪魔することなく無くなったうま味を補給できます。
ケンタッキーでは同じようなメニューが、ふわふわ衣の揚げだしチキンの名前で売られていました。
現在は販売されていないようなので、興味のある人は余ったケンタッキーに味付けを施してみてはいかがでしょうか?
常温での保存方法や翌日に美味しく食べる方法は?
常温での保存方法や翌日でも美味しく食べる方法について見ていきましょう。
基本的にケンタッキーは常温での保存は危険ですので、あまりおすすめはしませんが、どうしても常温で保存しておきたいという方にお伝えしておきますね。
常温で保存したケンタッキーを食べる方法
ケンタッキーを常温保存する場合、サルモネラ菌などの食中毒の原因となる菌が発生するため、おすすめできません。
それでも安全に美味しく食べたい人は、食べる前にお肉を1口サイズに切り分けてから加熱してください。
するとお肉の内部まで加熱できるので、食中毒の原因になる菌がほとんど死滅します。
ただし加熱するときは75度以上で1分以上!
これでも全てを駆除できるとは言えず、より高い安全性を考えれば、185度以上の油で5秒以上の再加熱をするべきです。
この条件だとボツリヌス菌も駆除できます。
しかし、ケンタッキーでは持ち帰りによる長期保存を推奨していません。
常温保存後に食べるときは必ず自己責任で!
4時間内なら常温保存で美味しく食べれる
反対に数時間以内の常温保存ならば、そのままでも美味しく食べられます。
カリカリとした食感が好きな人は、油で揚げて水分を飛ばしてもOK!
柔らかいお肉を食べたいときは、アルミホイルで包み、電子レンジやフライパンで熱しても美味しいですよ。
アルミホイルで包む理由は、お肉の中にまで熱を通すため。
そのため圧力鍋で加熱してから食べる方法も流行っているようです。
冷蔵での保存方法や翌日に美味しく食べる方法は?
ケンタッキーを冷蔵で保存する方法や翌日に美味しく食べる方法について見ていきましょう。
ケンタッキーはすぐに食べることをおすすめしますが、どうしても食べれない時は冷蔵庫で保存してください。
冷蔵での保存方法
それではケンタッキーを冷蔵で保存するおすすめの方法についてご紹介します。
ケンタッキーの商品には、香辛料が使われています。
そこで冷蔵保存するときは、香辛料の香りが他の食材に移らないように、ジップロックやサランラップなどで包んで保存してください。
また、ケンタッキーを冷蔵保存するときは、必ず冷ましてから入れましょう。
ケンタッキーだけを保存するなら問題ありませんが、他の食材があると熱で傷んでしまいます。
さらに熱い物をサランラップなど耐熱性能が低い物で包むと、素材が溶けてケンタッキーに張り付く可能性も!
そしてケンタッキーはできるだけ小分けにして冷蔵保存してください。
冷蔵するとケンタッキーの油分が凝固しだして、食べる時に固まって食べにくくなります。
冷蔵保存したケンタッキーを美味しく食べる方法は?
冷蔵保存したケンタッキーは、冷たくなった利点を活かした食べ方がおすすめ。
例えば小さく切ってサンドイッチの具材にするのはいかがですか?
そのままでも美味しいですが、潰した茹で卵やタルタルソースを付けて食べるのもいいですね。
またはサラダにして食べるのもおすすめ!
余っている野菜などを使えば、一気に冷蔵庫の中が片付きます。
年末などで何かと食材が冷蔵庫に溜まりやすい時期には、最適なレシピではないでしょうか?
おすすめのアレンジは?
ゴマダレがあれば、トマトやきゅうりを使って、バンバンジーを作ってみましょう。
ケンタッキーには過去にゴマダレを使ったチキンサンドがあり、お肉との相性もバツグン!
作る時はケンタッキーの衣を剥がして、細めの短冊切りにした方がいいかも。
衣を剥がすことで油っぽさが消えて、さっぱりとしたバンバンジーが作れます。
この他にも、出汁を使って和えれば煮物も作れます。
そのため、冷蔵保存したケンタッキーを美味しく食べるときは、冷蔵庫の中にある余った食材に合わせた献立を考えてみてはいかがでしょうか?
冷凍での保存方法や翌日美味しく食べる方法は?
ケンタッキーは冷凍で保存することができるのか、気になったので調べてみました。
また、冷凍したケンタッキーを翌日に美味しく食べる方法についてもご紹介しますね。
ケンタッキーの冷凍保存の方法は?
ケンタッキーを冷凍で保存するときは、冷凍保存用の食品保存袋を用意してください。
冷凍保存用でないと、凍ったときにお肉とビニールがくっついてしまいます。
凍ったビニールは剥がしにくく、剥がし忘れによる誤飲も心配です。
さらに日頃から冷凍庫を開くことが少ない人は、袋に保存した日にちを記載してください。
冷凍すれば1か月くらい保存できますが、長期間保存しているとしまい忘れてしまうのも事実。
そして冷凍保存しても油の酸化は防げません。
時間が経過した分だけケンタッキーの美味しさは損なわれていくので注意!
冷凍したケンタッキーを美味しく食べる方法!
冷凍したケンタッキーを美味しく食べるには、お肉の内部にまで加熱できる調理器具が必要です。
例えばスープの具材に使うのがおすすめ。
お鍋に直接いれるだけなので、調理方法も簡単。
このときケンタッキーは必ず解凍せずにそのままお鍋に入れてください。
自然解凍すると、うま味成分まで水分となって蒸発してしまいます。
解凍せずに入れればうま味成分が出てきても、スープの出汁となって味をさらに深めてくれます。
ケンタッキーでは油にも風味が付いているようなので、その風味もスープに合わさりさらに美味しく食べられますよ!
おすすめのアレンジは?
例えばトマトスープはいかがですか?
レシピに鶏ガラを使っているレストランも多く、ケンタッキーを出汁に使うのですから普段よりも本格的なトマトスープが作れるはずです。
また、トマトピューレと合わせてスパゲッティのソースにするのもいいですね。
その際はケンタッキーを細かく刻んでおけば、ミートソースに近い献立になります。
もっと満腹感を感じられるメニューにしたい時は、カレーやシチューがいいかもしれませんね。
パーティでケンタッキーを頼んだときは、カレーやシチューなどの煮込み料理を食べることも多いはず!
それらの残り物にケンタッキーを入れれば、翌日の3食はケンタッキー料理で決まり!
なお、カレーやシチューを自分で作るときは、若干ルーの濃さを控えめにしたほうが良いかもしれません。
ケンタッキーとカレーには同じ香辛料が使われていることも多く、少し控えめにすることでカレーの味をそのままに、ケンタッキー入りカレーが食べられます。
冷凍したケンタッキーを解凍してそのまま食べたいときは、魚用グリルかオーブントースターが必要。
魚用グリルの場合はそのまま加熱で大丈夫ですが、オーブントースターで温めるときはアルミホイルに包むと美味しくできます。
ケンタッキーの4日目は傷むの?
傷んだケンタッキーを見分けるには、衣を剥がしてみるのがおすすめ。
通常は油が凝固するだけなので、剥がすと油の塊やお肉の破片などが同時にとれてきます。
傷んだケンタッキーは、衣を包む時に使う卵が傷んでおり、衣を剥がすと納豆の糸のような物が伸びてきます。
また細菌が繁殖していると、アンモニア臭がすることもあり、食べると確実にお腹を壊します。
ただし細菌が繁殖していなくても、硫黄の臭いがしたら確実に傷んでいるので、食べるべきではありません。
それか油が酸化していることも疑ってください。
酸化すると鉄の様な臭いがするので、ケンタッキーに使われている香辛料の香りが全て飛んでしまっています。
色はお肉の部分が青や白っぽく、脂肪が黄色く変色し、打ち身でアザができたような外観になります。
さらに常温保存していると、徐々にカビに侵食されていき、全体的に青や黒に変色。
その後カビから白い粉を吹き出すようになったら、ケンタッキーが完全にカビになったと判断するべきでしょう。
食べてしまうと命の危険性さえある上に、カビが飛沫する危険性も考えられます。
体調が悪くなる前に袋に入れてきつく縛り、捨ててください。
まとめ
さてここまでご覧いただきありがとうございます。
今回はケンタッキーの賞味期限切れについて紹介させていただきました。
ケンタッキーは、冷蔵や冷凍で保存すれば翌日以降美味しく食べることが可能。
常温保存でも食べることはできますが、加熱し殺菌処理をしてから食べるべきです。
ただし気温が高い時期は傷みやすく、加熱処理しても食べられない場合もありますが、適切に保存できていれば、あらゆる料理のアクセントに使えます。
中には過去にケンタッキーで売られていたメニューに近いアレンジ方法もあるので、ぜひ参考にしてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。