さて、健康や美容に良い栄養素がいっぱいのきのこ。
きのこを買ったのに、うっかり忘れてた!いつ買ったかな?パッケージを見たら賞味期限が書いてない…まだ食べられるかな~?
きのこを買ったのに使い切れず傷んでしまい捨ててしまった、そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく買ってきたきのこ、無駄にしたくないですよね。
そこで、今回はきのこの賞味期限の目安や保存方法について調べてみましたので紹介していこうと思います。
ぜひ最後までゆっくりとご覧になって参考にしてください。
目次
きのこの賞味期限を種類別に調査!
きのこは生鮮食品に分類される食品です。
食品表示法で、野菜や鮮魚、精肉のような「生鮮食品」には賞味期限の表示義務がありません。
ちなみに賞味期限は「加工食品」につけるものであり、生鮮食品にはつけなくていいことになっています。
なので、きのこには賞味期限が書かれていないのです。
とはいえ、いつまで食べられるのか?きのこの賞味期限の目安や保存方法について調べてみました。
きのこは冷蔵保存で1週間ほど日持ちすると言われていますが、種類によって賞味期限に多少違いがあります。
以下が冷蔵保存した場合のそれぞれのきのこの賞味期限の目安になります。
きのこの種類 | 賞味期限の目安 |
しいたけ | 約1週間 |
ぶなしめじ | 5-7日 |
まいたけ | 3-5日 |
えのき | 約1週間 |
エリンギ | 約1週間 |
なめこ | 生:2-3日
真空パック:約1週間 |
マッシュルーム | 約5日 |
きのこの正しい保存方法や1ヶ月後でも食べられるの?
「きのこはカビの仲間だから腐らない」と聞いたりしますが、これは間違いです!
きのこも他の食品と同じように腐敗状態になります。
きのこは買ってきたら常温に放置せずに必ず冷蔵保存し、できるだけ早く食べるようにしましょう。
冷蔵で保存する時は、きのこは水気に弱いため、風味を長持ちさせるには湿気を避けることが保存のポイントです!
もしも食べきれない場合は冷凍すると1ヶ月ほど保存できますので、後から冷凍の保存方法もご紹介します。
きのこを保存する時や調理の時に、水洗いしていませんか?
お店で売られている多くのきのこは、屋内の衛生的な環境で栽培されているので、洗う必要はありません。
水洗いすると、きのこのうま味・香り・栄養成分が流れ出て、食感が悪くなってしまいます。
きのこに含まれる栄養素は、水溶性と言って水に溶けて流れてしまう特徴があります。
オガクズや土のような汚れが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで拭き取るだけで十分です。
またなめこなど、ぬめりのあるものはサッと水洗いしてから使いましょう。
きのこを冷蔵保存する方法
- きのこをパックや袋から取り出す
- 水で洗わずに、キッチンペーパーで包む
- ポリ袋に入れ、口を閉じる
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
※真空パックのなめこは未開封の場合、そのままの状態でチルド室へ入れて保存します。
きのこは腐るとどうなるの?
きのこは傷んでくると茶色や黒っぽく変色したり、酸っぱさを感じる異臭が出ることがあります。
また、軸が黒ずんでいたり、表面にぬめりや白いカビが生えることがあり、異変を感じた場合には使用せずに破棄してくださいね。
なので、調理前に見た目や匂いを確認してから使うようにしましょう。
きのこの冷凍保存方法について!
きのこを長く日持ちさせたい時は、冷凍保存がおすすめで冷凍することで旨味や香りがアップし、1ヶ月ほど日持ちします。
なので、安くたくさん手に入った時や食べきれない時は、きのこを冷凍保存しておきしょう。
そして、冷凍したきのこは解凍せず凍ったまま煮物や炒め物、スープなどの料理に使えるので便利です。
ただし、マッシュルームやしめじ、エリンギは冷凍するとコリッとした食感がフニャフニャに変化してしまいますので、ご注意を。
ちなみに冷凍保存する時も冷蔵保存と同じように、汚れは水洗いせずキッチンペーパーで拭き取りましょう。
きのこを冷凍保存する方法
- キッチンペーパーで水分をよく拭き取る
- 好みの大きさにカットする
- ジッパー付きの保存袋に入れる
- 冷凍庫に入れる
※しいたけは、石づき(下の固い部分)は取り除きます。軸は捨ててしまいがちですが、一番香りが強く美味しく食べられるので、捨てずに冷凍して使いましょう。
※真空パックのなめこは、そのまま冷凍できます。保存期限は2-3週間程度で、他のきのこに比べて短くなるので注意が必要です。
まとめ
さて今回はみんな大好きなきのこの賞味期限について紹介してきました。
改めて、きのこには食物繊維、ビタミン、ミネラルなど健康や美容のために取り入れたい栄養素がたくさん含まれています!
カロリーが低く食物繊維が多いきのこは、便秘の解消やダイエットにおすすめの食材です。
ビタミンDやビタミンB群などのビタミン類や、カリウムやリンといったミネラル類などの栄養素も豊富に含まれていて、骨粗鬆症予防、疲労回復、美肌作りなどの効果が期待されます。
さらに、きのこに含まれる栄養素として注目されているのが食物繊維の一種「β-グルカン」
免疫力を高めて、がんを抑制する効果の研究が進んでいます。また、血糖値やコレストロールの上昇をおさえる働きや腸内環境を整える働きもあります。
きのこを上手に保存して、無駄なく美味しく食べましょう!
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