みなさん!こんにちは。
毎日味噌を使っているとその変化に気づきにくく、これ消費期限大丈夫かな?と思ったことはありませんか?
味噌には様々な健康増進効果があるので、安全な物を食べたいですよね!
そこでこの記事では、味噌に最適な保存方法や消費期限を紹介していきます。
使い切りが心配な人に向けたおすすめ商品も紹介しているので、和食をそんなに食べない人もぜひ参考にしてください。
記事の内容
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目次
味噌の消費期限はいつまで食べれるのか気になる?
味噌の消費期限は使われている塩の量で大きく変わり、塩分濃度が濃ければ消費期限が5年以上あるお味噌もあります。
したがって消費期限までに確実に食べられるか心配な人は、塩分の多い赤味噌を買いましょう。
ただし塩分は過剰摂取しやすい調味料なので、あまり飲みすぎるのもよくありません。
そこで小ぶりなパッケージに入ったお味噌の購入をおすすめします。
例えばますやみそ 赤味噌はいかがですか?
300gしか入っていない上に、賞味期限が6カ月持つので使い切りやすく、お値段も300円とリーズナブル!
箱型の容器が使いにくい人には、マルサン だし香るとろける味噌がおすすめ。
400gと若干多めですが、ボトル型なので使用料を調整しやすく、消費期限が9カ月と長めになっています。
味噌の種類で消費期限は違う?
オリジナル味噌販売サイトみそポタによると、味噌の消費期限は米麹の量でも決まるようです。
米麹を沢山使っている白味噌は、消費期限が3カ月から半年ですが、米麹の量を少なくした麦味噌や豆味噌は賞味期限が最大1年近くまで長くなります。
また、米麹の量を少なくした味噌は塩が大量に入っているため、さらに消費期限が長くなることもあります。
ではここで変わった材料で作った味噌の消費期限を紹介しましょう。
鹿児島や沖縄で作られているソテツの実を使ったなりみそは、常温保存で消費期限が6カ月まで持ちます。
戦争時には、この味噌を保存食として使っていた部隊もあったようなので、過酷な環境でも食べられる味噌です。
ただしソテツの収穫時期が5月から11月と限られているため、時期によってはお店に並ぶ量が少なくなることもあります。
キヌア味噌は海外のボリビアやペルーで栽培されているキヌアを使っているところが大きな特徴。
生産力を海外に頼っているため、消費期限が不安定な傾向がありますが、米や豆を使っていないためアレルギー体質の人でも食べられる味噌として有名です。
キヌアが私の嫌いなほうれん草の仲間だと聞いて私は若干敬遠気味ですが。
ご飯のおかずによく使われているそば味噌は、そばの実が入っているため食感の良さが魅力のお味噌です。
他の具材が入っていることも多く、消費期限は6カ月以下の物が多数。
販売元は蕎麦屋さんなど和食の飲食店が非常に多いところも大きな特徴。
ちなみに野菜炒めや焼肉にそば味噌をかけるアレンジレシピは美味しいですよ!
あまりものの野菜と味噌を一気に消費できますし、焼肉丼にすればそれなりにお腹も膨れます。
味噌の消費期限切れは食べても大丈夫?
味噌は賞味期限が切れると褐変と呼ばれる現象がでてきて、徐々に色が濃くなっていきます。
特に害はないので消費期限が切れても食べられますが、色と味が濃くなっていくので、薄味が好きな人は要注意!
特に赤味噌は黒っぽく変色するので見栄えもあまり良く無いです。
私もたまに使いきれないお味噌がでてきますが、その時はおでんやカツ丼にかけて食べています。
ちょっとゴマをかけて食べるのがポイントで、風味が整うので食べやすくなります。
この方法で半年くらい消費期限が過ぎた物をかけたことがありますが、お腹を壊したことはありません。
しかしあくまでも私の体験談で、他の人がお腹を壊さないという保証はできません。
食べるときは自己責任で食べてください。
変わった味噌レシピの中では、カレーの隠し味に味噌を使っている方法がおすすめ。
友人曰く賞味期限が切れた味噌を消費するために私を利用していたらしいですが、特に身体の異変を感じたことはありません。
使ったルーはこくまろカレーでしたが、味噌を入れると若干コクと塩辛さが加わったような味付けになります。
ちなみに一回だけバーモントカレーに味噌を入れた物を食べたことがありますが、甘味と塩辛さが喧嘩するので不味いです。
消費期限が切れた味噌をカレーに使うときは、辛みの強いタイプにしましょう。
味噌の保存方法は?
2021年現在では平安時代から営業している味噌製造メーカーのまるや八丁味噌が有名ですよね!
一番古いのだから味噌の正しい保存方法も知っているはず!
ということで八丁味噌の商品がどのような保存方法を推奨してくのかをご紹介します。
まるや八丁味噌 八丁みそ ゴールド赤だしは、常温保存に適したカップ型容器。
製造から1年持つ賞味期限も魅力的で、赤だしを使っており濃いめの味付けが好きな人から人気の一品です。
有機八丁味噌は袋入りの味噌で開封後は冷蔵保存が推奨されていますが、賞味期限が18カ月持つのが大きな特徴。
保存中は白い斑点がでることもありますが、無害なので心配ありません。
内容量も400gと比較的小ぶりなので、たまにしか味噌を使わない人におすすめです。
一方沢山お味噌を使う人には、化粧樽入りの赤味噌をおすすめ。
内容量が2kgもあるパッケージには、フィルムが付いているので常温保存でもばっちりOK。
樽の蓋もしっかりと締めれば、ストッパーが働いて密閉してくれるため酸化も防ぐことができます。
贈り物をしたいときには、まるやのみそだれもいいですよね!
賞味期限が9カ月と若干短めですが、常温保存できる密閉タイプの袋なので、少しずつ使える魅力があります。
冷凍保存はできるの?
水は不純物が含まれていると凍る温度が徐々に下がっていきます。
そのため味噌のように塩や米などを沢山使っている食品は、冷凍庫で冷却しても凍りませんが、雑菌が繁殖できないように温度を下げられるメリットがあります。
味噌は常温で保存しておくと、徐々に色が濃くなったり変色していき品質が劣化してしまいます。
しかし冷凍庫内であれば変色することもありませんし、解凍する手間もいらない上に、1年以上保存できることが実証済み!
ただし減塩味噌や不純物が少ない味噌は冷凍保存しないでください。
冷凍保存すると凍ってしまい、解凍するときに余計にな水分が入り、味噌の味が劣化してしまいます。
この様に味噌によって冷凍保存できる物とできない物でわかれているので、各メーカーが公式発表している味噌の冷凍保存の情報を調べてみました。
マルコメ
マルコメでは家庭用冷凍庫で-20度まで冷凍できることを確認しています。
ただし品質が劣化するとマルコメ味噌は徐々に色が濃くなり、風味に変わってしまうのでその前に食べることを推奨しています。
また、開封した味噌は徐々に酸化していき表面も乾燥していくので、ラップなどで密閉した状態での保存を推奨しています。
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ひかり味噌
ひかり味噌では温度は明記されていませんでしたが、冷凍保存はできるようです。
その際は味噌にラップなどのフィルムを張り、その上から外蓋を締めできるだけ空気に触れないように保存することが推奨されていました。
また実体験を元にした注意点ですが、ひかり味噌は無添加など不純物の少ない味噌が多いので、温度が低いと極端に味噌が硬くなる現象を確認しています。
長期保存するときは別のお味噌にするほうが良いかもしれませんね。
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ハナマルキ
ハナマルキの味噌を冷凍保存するときは、容器を冷凍専用の物に変えてからにしてください。
公式サイトは冷凍保存を公式に認めていますが、長期間冷凍保存すると容器が破裂することを危惧しています。
さらに容器を移し替えるときに味噌が空気に触れてしまうため、他の味噌よりも変色するまでの期間が短い可能性があります。
味噌の表面だけでもラップを貼り付けて密閉して保存しましょう。
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ヤマエ味噌
ヤマエ味噌は公式サイトで冷凍保存について言及していません。
しかし各通販サイトでは、未開封の場合常温保存を、開封済みの場合は冷暗所での保存を推奨しています。
さらに製造から180日の賞味期限が設けられているため、保存環境を満たしても早めに食べた方が良いでしょう。
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マルサンアイ
マルサンアイでは容器の破損を警告していますが、味噌の冷凍保存に問題がないことを発表しています。
冷凍すると風味劣化が起こらない上に、凍らないので即使用できることが魅力的。
ただし夏場など冷凍庫の中が冷えにくくなっていると、甘味が減ったりたまり臭という味噌が濃くなったような臭いがするので、使い切れる分だけ買う事を推奨しています。
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フンドーキン醤油
フンドーキン醤油の味噌は、高温多湿に注意した上で常温保存を推奨しています。
これは常温で保存すると味噌の熟成が進むためのようです。
しかし冷蔵保存も推奨してはいるので、好きな味噌の味によって保存方法を変えるのがいいでしょう。
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六甲味噌製造所
六甲味噌製造所の味噌は、ガゼット袋という耐久性の高いパッケージを使っているところが魅力。
冷凍保存もできる優れものですが、袋一杯まで味噌が入っているので、少し使ってから保存してください。
公式サイトでは開けた袋をクリップなどで留める方法を推奨しています。
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味噌は腐るとどうなる?
皆さんは美味しんぼという漫画をご存知ですか?
この漫画では、昔造り味噌という10年熟成する味噌が登場しますが、実はこれ実在するんです。
新潟県長岡市摂田屋にある味噌星六で作られている味噌で、江戸時代から伝わる製法で作っています。
この様に味噌は製造方法によっては10年近く腐らないので、賞味期限は無い物と思って大丈夫です。
また、戦国武将の中には兵糧食に味噌を携帯していた人も多く、腐らないというメリットは昔から高く評価されています。
しかしあくまでも雑菌が存在しない条件下でのことなので、市販のお味噌が完全に腐らないというわけではありません。
雑菌が繁殖すると味噌はコーラを凍らせたように目が粗くなり、白や黒の斑点がでてきます。
手作り味噌の場合、材料が良く混ざっていないとレーズンのように黒い塊ができることもありますね。
私も昔引っ越す前の荷物整理で、ぼこぼこに入れ物が変形し、黒い塊となった味噌を見つけたときは驚愕したものです。
食べてはいけないサインは?
味噌が腐っているか怪しいときは、色で判別しましょう。
白味噌が腐ると学校の校庭で使うラインマーカーを地面に巻いたときのような色になります。
材料を細かく砕いて使っているときや黒味噌の場合は、画用紙にクレヨンを塗ったような色のカビが生えています。
また、途中まで使用した味噌を放置していたときは、雑菌が入り込んでいるのかマリモのような深緑の丸い物体を作り出していることも!
この他にも材料によっては明らかに味噌とは違う色の何かを生成していることが多いので、その時は食べないように!
味噌の消費期限についてのまとめ
ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。
味噌は腐りにくい食品とはいえ、保存方法など守らないと徐々に変色してしまいます。
味噌の種類によってはグロテスクな物になることも多く、誤って料理に使ってしまうと見栄えもよくありません。
そこで味噌の消費期限が心配な人は、10年近く熟成した味噌や塩分の多い赤味噌を買いましょう。
これらのお味噌は冷凍保存や密閉容器に移すことでさらに消費期限を延ばすことができますよ。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。