しっとりとした生地に、優しい甘みのあんこの入ったどら焼き。
昔から和菓子の一つとして多くの方に親しまれていますよね。
今ではフルーツやクリームが入ったもの、キャラクターや動物の模様が施されたものなど、様々な種類のどら焼きが販売されています。
でも、ついついたくさん買いすぎて、食べきれず賞味期限が過ぎてしまうなんてことも。
販売元によっては購入してから翌日中には食べなくてはならない、短い消費期限が記載された商品もあります。
ということで、この記事ではどら焼きの賞味期限が切れて食べれる期間や一ヶ月過ぎてしまったどら焼きは食べても大丈夫なのかなど、保存方法についてもご紹介してきますね。
どうぞ最後までゆっくりとご覧になってください。
目次
どら焼きの賞味期限切れ1ヶ月は大丈夫?
コンビニで販売されているどら焼きは、保存環境によっては賞味期限切れ1ヶ月でも食べれる商品もあります。
しかし夏場などの高温多湿な環境で常温保存した場合は、食べれないことが多いでしょう。
和菓子店で扱っているどら焼きは、賞味期限1ヶ月切れたもの基本食べられません。
というのも、和菓子店ではどら焼きに限らず、お饅頭などは5日以内の賞味期限のものが多いためです。
いずれにしても、どちらで購入した場合も一度開封したものは期限に関わらず、早めに食べ切るようにしましょう。
どら焼きの賞味期限切れで食べれる期間は?コンビニと和菓子店では違うの?
コンビニのどら焼きの賞味期限を確認したところ、10日以上ものが多く、中には30日を超えるものもあります。
ただ、コンビニのどら焼きの賞味期限が切れてしまったら、食べれる期間は3日以内くらいだと思います。
一方で和菓子店では消費期限を記載している場合が多いです。
消費期限とは「安全に食べられる期限」のことです。
多くの和菓子店は手作りのため消費期限として、購入日から翌日〜5日間と短く設定しています。
では、和菓子店とコンビニで賞味期限がこれほど違うのはなぜなんでしょうか。
それは日持ちがする商品には共通して「脱酸素剤」や「アルコール蒸散剤」が入っているため。
この「脱酸素剤」は、密閉された袋の中を脱酸素状態に保ってくれるものです。
一方で「アルコール蒸散剤」は、密閉された包装内にエタノールガスを蒸散させるもの。
これらの働きの結果、酸化を防ぐことができ、どら焼きのカビ・害虫・油脂の変質などから守ってくれるのです。
なので、安全に食べられる期間である消費期限内で、どら焼き食べるようにしましょう。
ただ消費期限内であっても、保存状態が悪ければ腐る可能性もありますので、異変があれば食べるのはやめてくださいね。
どら焼きは冷蔵保存すると日持ちする?
冷蔵保存できるものもありますが、基本的には不向きで日持ちするわけではありません。
なぜなら冷蔵保存に対応していないどら焼きを冷蔵してしまうと、1日程度で生地から水分が抜け食感が損なわれてしまうからです。
基本的には常温で保存すればOK。
それ以上日持ちさせたいなら冷凍保存を。
ただ夏場など高温多湿になり常温保存が不安な場合は、個別でラップして保存袋に入れれば冷蔵保存OKです。
どら焼きの冷凍保存はできるの?
どら焼きの冷凍保存はできます。
そうすると大体1ヶ月は日持ちします。
ただどら焼きの中身によっては、冷凍に不向きな商品も。
例えば生のフルーツが入っていたり、カスタードなどクリームがたっぷり入っていたりするものは冷凍には不向きですので、約2週間を目安に食べるようにしましょう。
冷凍する場合はどら焼きを一つずつラップに包み、フリーザーパックなどの保存袋に入れてから冷凍庫にしまいます。
冷凍焼けをして味や食感が悪くなることもあるので、2週間以内には食べるのがおすすめです。
解凍するには、3つの方法があります。
①冷蔵庫に6時間程度置く。
②常温で2〜3時間置く。
③トースターで2〜3分温める。
この中でも美味しく食べるなら、②の常温で2〜3時間置いて自然解凍する方法!
③のトースターでの急激な温めは、水分が飛んでしまうので注意が必要です。
霧吹きを使って全体に水分を与えてから、温めてください。
どら焼きは腐るとどうなる?
どら焼きは腐ると以下のような特徴が表れます。
・表面がパサつく
・悪臭がする
・あんが糸を引いたり、粘りがある
・白や緑色のカビが生える
などです。表面にパサつきがある場合、中身のあんが傷んでいることがあるので注意しましょう。また酸っぱいにおいがするなど、いつもと違う変化がある場合は必ず廃棄するようにしましょう。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
昔から和菓子の中で大人気などら焼きの賞味期限や保存方法について紹介しました。
販売元によっては賞味期限が記載されたり、消費期限が記載されたりとまちまちです。この記事で正しい保存法と情報を身につけて、美味しくどら焼きを味わってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す